「人は所詮、自分で自分の背中を押すしかないのだ」
当時、私の中学時代の先生からクラス全員に対して教えていただいた、自らの目標へ鼓舞し努力するカーク・ダグラスの大事な言葉です。
4月の連休前から今日に至るまでを思い返えしてみてください。
一学期の授業も本格化しているでしょう。このゴールデンウィークにはたくさんの宿題に追われた方も多かったのではないでしょうか。
ここからは、5月の中間テスト、6月の期末テストと夏休みまでノンストップで駆け抜けることになります。「宿題が多い」「去年までの復習が追いつかない」「やる気が…」などなど、勉強に対しての悩み事は尽きませんが、まず、やりましょう。そう、やるしかないんです!
そして、せっかく頑張るのならばきちんと効果が出る勉強をしたいはずです。そのためのヒントは、実はみなさんのすぐ近くにあります。
それは「学校の授業」です。
学校の授業をどれだけ活用しているでしょうか。夜更かしの帳尻合わせや時計とのにらめっこ、教科書の余白へのアートなどに勤しんでいる人…とてももったいないです。「私(うちの子)じゃん!」とハッとしたら、ぜひ学校生活を振り返ってみてください。学校の授業は先生方がみなさんの興味関心を引くために一生懸命に準備してくださっている時間なのです。その中で、一回の授業につきまずは一つでいいので、「これは大事だ」というポイントをつかんでみましょう。板書以外の大切なことを自分なりにまとめてみるというのも効果的です。自分で取り組む予習・復習、友達との教え合い、テストでの高得点、内申点、受験勉強、目標の実現、、、それらすべては学校の授業から始まっています。
今後の見通しが不安定なところもあり、授業の進みも早まっていく可能性があります。毎回の授業を大切に、そしてすぐに復習して身につけましょう。
今年の一斉休校を経験し、学校のありがたみも改めて感じたと思います。ぜひ本気で食らいついてみてください。その先が、あなたの憧れの志望校につながっています。