9月もまもなく終わり、10月が始まろうとしています。最近は肌寒くなってきて、もう秋の雰囲気が近づいてきていますね。
この時期は新人戦も中間テストも終了して、文化祭や合唱コンクールに向けた準備が進み始めているかと思います。勉強への熱が冷めてきた方も正直いるのではないでしょうか?
しかし、この時期は定期テストが無い時期だからこそ普段の勉強を見直す絶好の機会でもあります。テスト前は提出物やら範囲の確認やらで慌ただしくなるので、今この時期がテコ入れに最適だと思います。
ここで、普段の学習で簡単に意識を変えられる方法を2つご紹介します。
①学校の授業を真面目に聞く。
当たり前と言えば当たり前ですが、学校の授業は真面目に受けましょう。より詳しく言えば、学校の授業を「思い出」にしてみましょう。学校の先生が言った言葉や板書の風景、教室の雰囲気を断片的に思い出せるように集中してみましょう。お家に帰ったら、その授業を家族に言い聞かせられるくらいだと完璧です。「思い出」にすると文字通り思い出しやすい記憶になるので、学習した内容を忘れにくくなります。逆に言うと、授業中に寝ていたり、別なことを考えたりするとそれはできないので、もし普段から真面目に聞いていない態度の方は、そこから直していくだけで成績は自然に良くなるかと思いますよ。
②学校のワークの問題をノートに解いていく。
学校の授業でやった内容をその日のうちにワークをノートに解いていきましょう。ワークはテスト前に書きこんだ状態で提出をすると思いますが、一度だけ書いたものを提出してしまっては、たいして頭に入っていません。学校から貰ったワークは本来何度も繰り返して取り組むものです。そして、勉強とはふつうノートにまとめることや教科書・プリントを眺めることではありません。「問題を解くこと」、この行為が一般的に勉強するという意味にあたります。とにかく「問題を解く」回数を増やすだけで、テストの点数は最低限伸びていきます。
以上の2つのご紹介でした。「なんだ、裏技的なことではなくて当たり前のことしか書いてないじゃないか」と思った方も多いのではないでしょうか。でも、おそらくこれを毎日徹底している学生の皆さんはかなり少ないのではないかと思います。
ぜひこの時期は中だるみしないよう、簡単なことから勉強を続けていきましょう。